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気晴らし細論

2021年05月の記事

サメを躱す時はドッジボールの心得 『ディープ・ブルー』


どうも、こんにちは。

最近なんだか無性にパニック映画が観たい衝動にかられています。特にワニとかサメが出てくる系のサバイバルスリラー。疲れてんのかな? (ちなみに私はこれが好き→家の中でワニさんと握手 『クロール -凶暴領域-』

昔はサメ映画なんて怖くて観ようとも思わなかったのに、年を食ったせいでしょうか。もう全然平気。むしろ楽しい。こういったパニック映画は、再三申し上げておりますように大抵が迂闊と軽率の大合戦。天下一なにしてんねん大会なので、不可抗力で襲われるというより自ら襲われに行ってるパターンが多いのです。つまり自業自得であって、危機管理をしていればワニやサメに襲われることはないでしょう。自分とは無関係のフィクションとして楽しもうではないか。というわけで、『ジョーズ』シリーズに次ぐ名作と言われるこちらを観てみました。



ディープ・ブルー(1999)

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太平洋上に建造された海洋医学研究施設(アクアティカ)では、生涯脳が老化しないと言われているサメを研究し、アルツハイマー病の治療薬開発を進めていました。しかし、研究を急いだスーザン博士が遺伝子を操作したせいでサメの知能が発達してしまい、研究所の職員たちに襲いかかります。



冒頭、研究所を囲むように設置された2.4mの柵をサメさんが乗り越えた疑惑が発生。そんな折、台風の接近情報が入ります。

「10mの高波に注意」


オワタ


遺伝子操作によってサメの知能が高度に発達してしまったのは想定外であっても、台風が来て高波に煽られて研究所に危険が及ぶというのは想定できると思うのだが。今までこういう事態はなかったのだろうか。この研究所、海抜0mぞ。いくらなんでも危機管理がヘボすぎる。いけすの中に設置されてる囲い(人が中に入って様子を確認できる)も見るからに脆弱で、サメの体当たりですぐにひしゃげる。金網じゃない。もうほとんど網。ただの網レベル。

そしてそこに何のためらいもなく入っていくサメの番人ことカーターの肝の座り具合は鬼。劇中でも「お前はタマがデカイ」とか言われてますが、サメさんからしたら人間側にカーターがいたのが運の尽き。なんてったって、水中でサメを二度も躱しているカーター。逃げられないと悟った瞬間、サメを正面から待ち構えてタイミングよく避ける。お前はサメとドッジボールでもしとんか。

カーターは度胸だけでなく、知識、洞察力、体力までも兼ね備えており、研究所からの脱出を先導します。こんな緊急事態に一緒にいたら吊り橋効果でうっかり惚れてしまいそうですが、こういうやつは一生危険とスリルを求めて生きていくので触らないのが吉です。研究所に来る前は密輸で捕まって刑務所にいたとかなんとか。演じるトーマス・ジェーンはかの有名なパニック映画『ミスト』(2007)の主役でもあるのでもはやサバイバー俳優と呼んでもいいかもしれない。でも私ならマ・ドンソクのほうがいいな。緊急事態にあんなに心強い人いないでしょ。なんなら『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)でも死んでないと思ってるから。

さて脱線したので話を戻しまして、この作品が名作と言われる理由として最終的に意外な人物が生き残る展開のおもしろさが挙げられるようですが、個人的にちょっと邪推が働いてしまったシーンがあります。それは終盤でスーザンがサメを感電させるために自分のウェットスーツを脱いで絶縁体の足場にするところ。スーザンが白のビキニ姿になるんだけど、ハラハラドキドキの展開だけで充分おもしろいのに唐突なお色気サービス。公開当時、このシーンが話題になったとかない? 中高生の男の子がこのシーン目的で友達と観に行ったみたいなの、絶対あるでしょ。今のように簡単にエロ漫画やエロ動画が見れる時代じゃなかったから、映画がそういうのを担ってたみたいなことは聞いたことがある。

あとこれも私だけかもしれないけど、パニック映画はサバイバル術を学べるのでいつか自分が危険な目に遭った時に役立てようと心して観ている。迂闊なやつといいやつは大抵死ぬ。意地の悪いやつも死ぬ。賢さと度胸を兼ね備えたやつだけが生き残る。これは定石なので。なお、アルツハイマー病を治すためという高尚な目的のもとの研究および研究所だったのに、「こんな仕事やめてやる」「早くスラムに戻りたい」でゴリゴリラップのヒップホップナンバーがかかるラストは逆説的で最高です。



最後に。たて穴の中で海水とともに下からサメが迫ってくるやつ、昔テレビで見かけて勝手に『ジョーズ』シリーズのワンシーンだと思っていたのですが、『ディープ・ブルー』だったんですね。垂直バージョンのクラッシュバンディクー。逃げ場がなくて迫力あるよね。考えた人には特許をあげてもいいと思う。

2021年のGWはASTROの『ONE』を延々と聴いていた話


どうも、こんにちは。

本日はK-POPのお話です。いつぞやの記事でK-POPは最近NCTとモネクぐらいしか聴いてないと申し上げました通り、長らく新規開拓していなかったのですが、先月末に三度目の緊急事態宣言が出たし(私の住んでる地域は宣言地域外ですが)どこに遊びに行くこともなく、あまりにも暇すぎてついに手を出してしまった。そのグループの名はASTRO(アストロ)。

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私もK-POPオタクの端くれなのでね、ASTROのチャウヌが全部持ちのイケメンなのは知ってたんよ(上の画像、後列の右がチャウヌ)。文武両道で家柄も良く、英語ができて人格もすばらしい完璧なイケメンだと噂には聞いておりました。逆に言えばASTROについてはそれだけ。他のメンバーのことも曲も一切知りませんでした。2016年デビューのグループなので新人でもないASTROを、なぜ今になって履修し始めたのか。先月5日に2ndフルアルバム『All Yours』をリリースしてのカムバ、タイトル曲の『ONE』が良すぎました。


正直に言いましょう。MVを見た時点ではまだそうでもなかった。K-POPオタク歴も長くなり、自分なりの楽しみ方を見つけた私としては、MVは曲調や活動の雰囲気を掴むためのものなんで。なんとなく好きか嫌いかの判断材料に過ぎない。なんとなく好きだったら、次に各音楽番組でのパフォーマンス動画を見漁ります。そしてこの音楽番組が沼の入口です。幸か不幸か、私が『ONE』を初めて見た時にはすでに活動が終盤だったので、音楽番組出演時の映像が出揃っていたわけです。もう全部一気見っすよ。

K-POPってね、曲調、歌詞の内容、ダンスに加えて、衣装やヘアメイクも徹底してるんですよ。曲やアルバムの雰囲気に合わせて別人かってレベルでヘアスタイルを変えるし、なんなら一度の活動期間の中で変えることも珍しくないし、前髪下ろしてたり上げてたりというマイナーチェンジで言えば音楽番組に出るたびに違います。メイクだって、今日はちょっと濃いめだなとか、今日はあっさりめだなとか、アイメイクメインの日があればリップメイクメインの日があったり様々です。

衣装もまたそれぞれの音楽番組で毎回違うので(もちろん一つの衣装を2回3回使うこともある)たぶん一つ活動曲につき10種類くらいはあります。K-POPが世界中に輸出されたことでワールドワイドになったファンダムから支持を得るための戦略なのか、最近は有名なハイブランドの服を衣装に使っているのもよく見ます。私の好きなモネクことMONSTA Xはヴェルサーチの衣装をよく着てるし、NCTの所属してるSMEは事務所全体でグッチの衣装をよく使ってる気がする。ASTROは今回の活動でプラダやバーバリーの衣装を着ていました。

音楽番組に出るごとに毎回ビジュアルが違うなんて、そんなの沼に決まってるだろう。たった一曲で何度でも楽しめて、もはや一石二鳥どころではない。三鳥も四鳥もそれ以上もある。この『ONE』の場合、衣装とヘアメイクでハマったと言っても過言ではありません。というわけで衣装やヘアメイクも込みで好きだった『ONE』のパフォーマンス三選です。




これが先述したプラダの黒の衣装です。プラダの衣装は他にもトップスが白のバージョンというのがありましたが、私は断然こちらが好きです。特にムンビンの衣装が戦闘服みたいでたまらん。逆向きに被ったキャスケット?もベレー帽っぽく見えるし、靴もごっついコンバットブーツでミリタリー感が増し増し。そしてこの衣装でチャウヌも結構ガッシリした体型なのを初めて知りました。もっと細いかと思ってたので意外性があってよかった。ただひとつだけ、みんなカジュアルなのにMJだけスーツっぽくて動きづらそうなのが気になる。




こちらはオールホワイトの衣装。この日はムンビンの髪がサラストでなんかすごく新鮮だった。あと体でかいのにこの衣装だと細く見えるのも新鮮。さっきからムンビンのことばっかり言及していますが、曲のスタートと共にどーんとアップになるのがムンビンだから、ムンビンのビジュアル次第みたいなところはあるよね。そしてこの日は生歌がはっきり聞こえるので(被せだけど原曲の音声は小さめ)非常に聴きごたえがあります。若干苦しげな息遣いが聞こえるのもまた一興。踊りながらこのクオリティで歌えるグループがごろごろしてるK-POP界はちょっと怖い。「特殊な訓練を積んでいます」ってテロップが必要なレベル。




これはテレビの音楽番組ではなく、ダンスパフォーマンスに焦点をあてたYouTubeチャンネルのコンテンツです。4Kの高画質でぬるぬる動くから超楽しい。そしてラキのビジュアルが最高。実はわたくし最近ちょうどウルフカットにしようかといろいろ画像漁ってましてね、そこで突如現れた理想形のウルフに撃ち抜かれてしまった。もう美容室にこの黒髪ウルフのラキの画像持って行って「この髪型にしてください」って言いたいくらいとてもいい。ていうか今回の『ONE』で初めてラキを見てきれいな顔した男の子だなと思ったんですが、元々の系統としては眉毛とか濃くてかなりはっきりした男っぽい顔立ちですよね。それがヘアメイクでここまで女の子みたいになるのすごくないか?



以上、独断と偏見で選ぶ『ONE』パフォーマンス三選でしたがいかがでしょうか。私が一番好きなのはやっぱりプラダの黒ですね。気持ち悪いことを言うとね、ムンビンの体型がストライクなんよ。水泳選手みたいな、肩幅があって全身にしっかり筋肉がついてるけど脂肪も適度にあって(実際ムンビンは水泳やってたらしいですね)、ムンビンの体型にはこのプラダの黒衣装が一番似合ってると思う。この衣装で二回音楽番組出てるし(両方M COUNTDOWNだっけ?)、リレーダンスもこれで出てるし、1位取った後のコメントもろもろ、他にもこの衣装で残ってる映像が多くて合掌。

さて、ビジュアルに関してはムンビンとラキのことしか言ってねえじゃんと気づいた方、正解です。ムンビンとラキのヘアメイクは特にバリエーションが豊富だったので、正直二人のビジュアルで選んでるところは、ある。ていうかダンスがうまいのも二人だし、音楽番組は二人を中心に間接視野で残りの四人を見るって感じだった。ごめん。一曲の中で一番好きなのもラスサビのV字に並んでムンビンセンターになるパートなんだ。ごめん。一度も名前を出さなかったリーダーとユンサナごめん。



最後にどうでもいい話ですが、ASTROはメンバー6人全員が1〜3月生まれ。しかもそのうち4人は3月生まれなのおもしろい。韓国は年度の切り替わりが日本より1ヶ月早く、3月〜翌年2月が同学年というくくりになってたはずなので(ちなみに2003年生まれからは同じ年の1月〜12月が同学年に変わったらしい)、日本とは感覚が違うわけですが、シンプルに誕生日がそこまで固まることある?