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気晴らし細論

2020年07月の記事

恋愛も家族もほうれんそうが大事 『WAVES/ウェイブス』


どうも、こんにちは。

本日ご紹介するのはこちら。



WAVES/ウェイブス(2019)

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レスリングに打ち込む男子高校生タイラー(ケルヴィン・ハリソン・ジュニア)は、選手として有望なだけでなく成績も優秀。順風満帆な生活を送っていましたが、肩の怪我をきっかけに全てが狂っていきます。選手生命を断たれ、同時期に家族とも恋人とも関係が悪化していき、ある夜ついに取り返しのつかない事態が起きてしまいます。



予告を見る限りではわからないのですが、この作品はちょうど半分あたりで主人公が切り替わります。前半は兄タイラーの話、後半は妹エミリーの話で、しかも兄パートでは顔も覚えられないくらいほとんど妹が出てこないし、同様に妹パートでは兄の姿は2回くらいしか出てきません。リンクしていながら、それぞれが独立した物語になっているという非常にユニークな構成です。

そしてこの兄妹、ひいては兄とその彼女、妹とその彼氏という2組のカップルの関係が徹底的に対照になってるのがクールでおしゃれで因果だなと思ったので、その対照的なところに注目してお話していきます。ネタバレ含むのでこれからご覧になる予定の方はご注意くださいませ。



兄タイラーは、言うなれば勝ち組!!!って感じの無敵高校生っす。文武両道で、お家柄もよく、立派なおうちと教育熱心な両親、ピアノも弾けるし、おまけに親公認の超美人な彼女もいる。勝ち組でしょ、こんなの。だから怪我をきっかけにタイラーの生活が崩れ始めても、正直私は共感するところ1個もねえな、自分こんな煌びやかスクールライフ送ってきてねえしな、と思っていたわけですが、これは長い前振りだったのだと後半に入ってから気づきます。きっと前半の兄パートよりも、後半の妹パートのほうがこの作品の主題で、感情移入する人も多いと思うのですが、どうでしょう。(どうでしょう?)

物語は、兄タイラーが大変なことをやらかしてしまった後、妹のエミリー視点(1年後)に切り替わります。兄の一件で家族はギクシャクしていて、高校でも孤立気味のエミリー。そんなエミリーに声をかけるのが同じ高校に通う男子学生ルークです。レスリング部に所属しているルークは、タイラーのことも全部承知の上でエミリーに好意を寄せ、そんな彼にエミリーも徐々に心を開いていきます。



対照ポイント①何でも話し合うエミリーとルーク

エミリーとルークは付き合い始めてすぐ、もしくは付き合い始める前の時点で家族のことをそれぞれ打ち明け合っています。ルークは父によるDVから逃れて母子家庭で育ったことを、エミリーは自分たち兄妹の実の母親はすでに亡くなっていて、今一緒に暮らしてるのは継母だと話します。家庭の問題ってなかなか話しづらかったり、高校生ともなると余計に思春期で言いたくないものだと思うんですが、2人はそんなの関係ねえとばかりに寄り添ってお互いを労わり合っている。そんな関係性が見えました。

継母については兄タイラーパートでもそれっぽいセリフがありましたが、明言はされてませんでした。そんなわけでひとつ気になったのが、果たしてタイラーの彼女であるアレクシスはこれを知っていたか、ということです。タイラーとアレクシスはお互いの家族公認ですごくうまく行ってるカップルのように見えたけど、2人はタイラーの怪我のことも、別れ話も、何もかもろくに話し合えずに関係が崩壊しました。だからちょっと怪しいよね。

また対比という点でいうと、タイラーとアレクシスはスマホでメッセージのやりとりをしてる場面が何度かあるけど、エミリーとルークはない。いつも顔を合わせて話してます。それから「I love you」「I miss you」と口にしても相手を見てないタイラーとアレクシスに対して、エミリーとルークはそんな言葉を言わなくてもお互いをよく見てる。相手を思いやって何でも話し合うエミリー&ルークの関係と、本当に大事なことさえ話し合えなかったタイラー&アレクシスの関係はものすごく対照的です。



対照ポイント②親と向き合えなかったタイラー、向き合ったルーク

タイラーとエミリーの父親は教育熱心で、特にタイラーには厳しく接していました。一緒にランニングやトレーニングをして、タイラーの出場する試合には必ず足を運び、協力的といえばそうなんだけど、お父さんの意識が高すぎてタイラーは息苦しくなっちゃってる。思うところがあっても反発できず、弱音を吐くこともできず、そして怪我のことも相談できずに追い込まれてしまいます。

一方、ルークは長い間会っていない父親がガンで余命わずかと知り、エミリーの強い勧めもあって父親の入院する病院へ会いに行くわけですが、ルークは全然乗り気じゃないんだよね。だって自分と母親に暴力を振るった父親だから。でも結局病院で弱った父親を見て、少しばかり話をして、看病をして、最期を看取って、許す許さないは置いておいて、一応心の整理はついたと思います。

そしてこれはエミリーがそばにいたことも大きいでしょう。先述したようにエミリーとルークが何でも話し合う関係だったからこそ、ルークは父親が余命わずかだってことをエミリーに相談したし、それを受けてエミリーがルークの背中を押して2人で一緒に会いに行った。でもタイラーは父親との関係について、彼女のアレクシスにはたぶん相談してなかっただろうし、相談されなければアレクシスだって彼の力にはなれない。まあ相談されたところでアレクシスがタイラーを助けようとしたかどうかは甚だ疑問ですけれども。

同じ家に住みながら親と向き合えなかったタイラーと、長い間会ってなかった父親に向き合って最期を看取ったルークを考えると、エミリーがルークに惹かれるのも納得よね。



対照ポイント③カップルの力関係

本作はタイラー&アレクシスがドライブしてる場面に始まり、エミリー&ルークがドライブしてる場面で終わります。どう考えてもわざと対比させてるわけですが、エミリー&ルークはどちらも車を運転する描写があるのに対して、タイラー&アレクシスはタイラーしか運転していません。

つまりどういうことかと言うと、エミリー&ルークは対等な関係なんだけど、タイラー&アレクシスはちょっと勝手が違う。アレクシスはタイラーのトロフィーワイフのような、なんだかそんな雰囲気が漂ってんのよ。だってタイラーは文武両道で何でも持ってて、美人な彼女の存在はそんなステータスに花を添えるものになっちゃってる。

タイラーが彼女をそうやってアクセサリーのように扱う描写こそなかったものの、友達と遊びに出かけてるシーンで、イケてる俺、イケてる仲間、そして隣にはイケてる彼女、みたいな演出してたもん。あれは絶対にそういう風に見せてる。

で、全体を通して見ると兄タイラーは転落の物語で、妹エイミーは克服の物語で、やっぱり対照的なんだよね。私が常々思ってる「兄弟姉妹って残酷だよね問題」が浮き彫りになる仕上がりは非常に切なくなりました。同じ親に同じような環境で育てられてるのに、性格も歩む人生も全く違うって、そんなに残酷なことある? 何がどこで違っちゃったのか、本人にもわからないしわかったところでたぶんどうにもならないんだ。




とまあ、ここまで対照的なポイントを上げてきましたが、わたくしの結論としましては、エミリー&ルークの関係がとても羨ましいな、と。それに尽きます。初々しさはあるけどキャピキャピしてなくて、でもラブラブで、安定感があって、高校生らしからぬ落ち着きっぷりな。私は主人公たちが勘違いとか思い込みとかですれ違ってるラブストーリーを見るたびに「ごちゃごちゃやってないで正直に話せ! 今すぐ話し合え!」と思ってイライラしてしまう人間なので、エミリーとルークの関係は見ていて非常にストレスフリーでした。

最後に白状すると、この作品は単純にルーク役のルーカス・ヘッジズが目当てだったんですけど、こんなにがっつりラブストーリーやってるの初めて見たんで軽率にメロった。私は坊主頭の似合う人が好きなのかもしれないな。ちなみにこのルーカス・ヘッジズとエミリー役のテイラー・ラッセルは、共演をきっかけにプライベートでも付き合ってるんやて。なにそれ激アツなんすけど。NBAを観戦しに行ったらキスカムに捉えられてキスしたところが撮られて話題になり、しかもその時はまだ付き合ってなかったとかいうのもエモい。



音楽が最高と言われてる作品で音楽のこと一言も言及してないのやばくない?

映画の中のかっこいいショートカットの女性キャラクター集めてみた 【その2】


どうも、こんにちは。

本日はショートカット女子シリーズ第2弾を開催します(前回はこちら→映画の中のかっこいいショートカットの女性キャラクター集めてみた)。

短いスパンでの開催となりましたのは、前回の記事に入れるのを忘れたキャラクターがいたからであります。では早速そのキャラクターから参りましょう。

『二ツ星の料理人』(2015)から、シエナ・ミラー演じるエレーヌでございます。

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ぱっと見は普通のボブなんだけど、よく見ると後ろ思いきり刈り上げてるのよ。これはハーフアップ仕様の髪型ですねってくらいハーフアップがかわいいし、コックコートに似合ってるし、 なによりお顔にめちゃくちゃ似合ってる。前髪がぱっつんなのもかわいい。いい画像が見つからなかったんですが、ドレスアップしたパーティーシーンでは切りっぱなしボブがきれいに整えられてて全然雰囲気が違うんですよ。一石三鳥くらいの髪型。ぜひシエナ・ミラーを見るためだけにこの作品観てほしい(え?)。



お次はNetflixから話題の2作品をご紹介。
まずは『マリッジ・ストーリー』(2019)のスカーレット・ヨハンソン演じるニコール。

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まるで少年のような素朴なショート。バックスタイルは本当に少年に見える。

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このニコールというキャラクターはすごくサバサバした女性なんだけど、心やさしくて、ユーモアがあって、夫が開けられないビンの蓋を怪力で開けるという設定があるので、もう本当にキュートなのね。スカヨハは意外と160cmと小柄だからその点も相まってとてもかわいらしい。ニコールが仕事の関係者たちに囲まれるシーンとか、マジで1人だけ小さくて埋もれてるの。



続きまして、『オールド・ガード』(2020)のシャーリーズ・セロン演じるアンディ。

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前回もご登場いただきましたシャーリーズ・セロン姉さん。地毛はブロンドなのかブルネットなのかよくわからないけど、どっちも似合うからいいな。めちゃめちゃクールな前髪長めスタイルですが、襟足がくりっとなってたりしてて、実はちょっとくせっ毛なのかなという一面が見えてかわいい。先ほどのスカヨハとは対照的に、この人は180cmとかあるので本当に男前です。本作のアンディというキャラクターは世をはばかる不死身の戦士で、男性の中に混じっても全く見劣りしない体格の良さ。貫禄がすごい。



そして『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)から、エイジア・ケイト・ディロン演じる裁定人。

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限りなく坊主に近いベリーショートです。この方は普段から好んでこんな感じのベリーショートにしてるらしく、もっと短い丸坊主の画像もたくさんありました。決まってるよな。かっこいいよな。とことんベリーショートにはやはり濃いメイクを合わせるのがいいって言おうとしたけど、裁定人はあんまり化粧っ気なくない…? と思って震えた。目の周りの黒いのはさすがに囲みメイクしてるよね?(震え声)



最後に『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』(2019)からサラ・ジロドー演じるローズマリー。

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この作品には先ほどのジョン・ウィックの裁定人と似たような坊主ベリーショートのキャラもいるのだけど、こちらのほうが印象的でした。ローズマリーはあまり重要キャラではないので登場シーンは多くありませんが、レトロな雰囲気のショートがかわいかったです。そしてこの女優さんも普段からショートカットにしてるようで、検索したらいろいろかわいい画像が出てきました。

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前髪むっちゃ短いけど似合ってる。



ちなみにこちらの作品中に、『風立ちぬ』(2013)にも登場するかの有名なポール・ヴァレリーの詩の一節「風が吹いた。生きようと試みるべきだ」が唐突に出てきまして、っお!? となりました。フランス語の日常会話ではことわざや慣用句的に用いるんでしょうか? なんだかニュアンス的には「思い立ったが吉日」とか「善は急げ」「鉄は熱いうちに打て」みたいな感じかなと思ったんですけど、フランス語初心者の私は調べてもよくわかりませんでした。

フランス語に詳しい方、ご教示いただけましたら幸いです(結局言語学の話になる)。

歩き方がシャラメ


どうも、こんにちは。

本日は、出演作が約半年ほどで怒涛の公開ラッシュとなっているティモシー・シャラメくんのお話をば。コロナの影響でちょっと延期になったりとかもしましたけど、ようここまで同時期にぶつけてきたな、という印象。



『キング』(2019)

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シャラメくんは家柄のよろしい青年をやってることが多いが、Netflix作品の『キング』ではついに英国王よ。ヘンリー5世よ。王族よ。『キング』は苦悩するシャラメを愛でる映画だよ。ウェービーヘアのシャラメには誰も勝てん。だってこれだもん。

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そしてこの物憂げなウェービーヘアを拝めるのは冒頭だけで、すぐに坊ちゃん刈りになってしまうのでさらに貴重です。王である父が病死したことで放蕩息子が後を継ぐというストーリーのため、放蕩期からすでにただならぬ高貴な雰囲気は出てるのだけど王の貫禄というのはあまりない。でも戦いの直前に兵士たちを鼓舞するところは威厳があってかっこよかった。シャラメくんは演じる役の性格的に声を張り上げることがなかなかないから、あれはとてもしびれました。

王の貫禄、威厳という点で言うと、シャラメくんはめちゃめちゃO脚なので歩いてるシーンではただのシャラメになっています。役によって歩き方や話し方さえもまるで別人になる俳優さんが稀にいますけど、シャラメくんは素の歩き方が大クセなので、お芝居する時は歩き方気をつけると一皮も二皮も剥けると思います。お前は何様?

ところで、この作品でロバート・パティンソンがフランスの嫌みな王子を演じてたのですが、彼は近年、敵なのか味方なのかよくわからない不気味な存在感のある役をよくやってるし、それがとても似合いますね。最終的にめっちゃいいやつであっても、めっちゃ嫌なやつであっても、どちらでも説得力がある。だって、どう見ても嫌なやつだと、実はいいやつでした〜という結末でも本当にいいやつなの? って最後まで疑ってしまうし、逆にやさしそうな人が実は黒幕でした〜のパターンだと、でも何か理由があってそうなったんでしょ? って最後まで肩持ちたくなっちゃう。そのせいで結末がぼやける。でもロバート・パティンソンはどっちに転んでも、なんか妙に受け入れられる。なんかそういう顔してる。

ちなみにシャラメくんはお父様がフランスの人なので、フランスの血が流れているシャラメくんがイギリス王で、イギリス人のロバート・パティンソンがフランス王子っておもしろいな。映画にはまったく関係ないけどシャラメくんは名前をローマ字表記にすると途端におフランス感が満載になります。

Timothée Chalamet

どう。アクサンテギュ(eの上についてる点)があるだけでもうフランス。あとフランス語には「cha」の音が頻出する気がする。最近私は趣味でフランス語の勉強を始めたので、Timothée Chalametというおフランス感満載のお名前を見ると高揚してきます。もはや変態の域だなって自分でも思います。ちなみに「Timothée」はフランス語読みすると「ティモテー」で、ご本人は自分の名前をそのように発音するらしいです。



『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)

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こちらはシアーシャ・ローナン演じるジョーを主人公とするマーチ家の4姉妹のお話です。シャラメくんは4姉妹の幼馴染みのローリー役で、やはりここでも由緒正しい良家の息子であります。気の合うジョーと仲良くきゃっきゃする少年時代のシャラメ、そんなジョーにプロポーズしてフラれるハイティーンのシャラメ、大人になり4姉妹の末の妹であるエイミーといい感じの雰囲気になるシャラメ、主人公ではないけれども2時間以上に渡ってシャラメはキーパーソンとして出続けますので、ファンの方は必見です。

さて、ここで私はシャラメくんの他にもうひとり気になった人がいます。シャラメくんといい感じになる末の妹エイミーを演じたフローレンス・ピューに注目です。はっきりしたお顔立ちでとても美人さんなんだけど、小柄で肉付きがよいのでパンピーとしては親近感湧いちゃう。マーチ家の姉妹みんな鬼細なのに、フローレンス・ピューだけはむちっとしててかわいい。

でな、最近フローレンス・ピューの活躍すごない?

『ファイティング・ファミリー』(2019)、『ミッドサマー』(2019)、『ストーリー・オブ・マイライフ』ときて、極め付けに『ブラック・ウィドウ』(2019)やから。あのスカヨハの妹役なんて大出世じゃん。本当フローレンス・ピューかわいいから、いま私推してるんすよ。4姉妹の長女メグ役のエマ・ワトソンはすごく人気だし、好きだって人はたくさんいると思うんですけど、みんな今からフローレンス・ピューが好きって言っておくとツウぶれるぞ。



レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019)

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こちらは大学生のカップルがマンハッタンでドタバタの週末を過ごす話です。シャラメくんは天真爛漫な彼女に振り回される男子学生ギャツビー役。煙草を吸い、ギャンブルをやり、世間体を気にする母親と若干反りが合わずに斜に構えた態度を取ってるという一見普通の大学生なのですが、ハイカーストすぎるのがちょっと普通じゃありません。

学生新聞の記者をやってる彼女が取材でマンハッタンに行くことになり、マンハッタン出身のギャツビーはちょうどいいから俺の地元を紹介するわっつって彼女についてきます。彼女をいろんな名所に案内したいギャツビー、マンハッタンならあそこのホテルがいいだの、夜はピアノが聴けるどこどこのバーに行こうだの、MoMAの写真展がどうのって、生粋のニューヨーカーならではの知識を次々とご披露。いくら地元民とはいえ、学生の身でホテルとかバーとか詳しいってしゃらくさいよな。

ふらふらとマンハッタンを歩いているとあちこちで高校時代の同級生に遭遇し立ち話が始まる世界。MoMAで親戚に遭遇する世界。なんという家柄。ニューヨーカーのシャラメという、ただそれだけのことでもう強い。実際にシャラメくんはニューヨーク出身なので、きっと実生活もそう変わらないのだろうと思うと、そんな世界を見せてくれてウディ・アレンありがとう。

しかもウディ・アレンはシャラメくんの美貌を何とも思ってなさそうなのがすごい。長回しする監督なので動線的に仕方ない部分もあれど、シャラメくんがしゃべってるのに顔が写らず後ろからひたすら撮ってるシーンとかざらにありました。さすがウディ・アレン。あとギャツビーがギャンブル鬼強い設定にしたのは天才だと思います。すごくよかったです。そして歩き方はやっぱりクセ。

なお、ハゲ散らかしてくたびれまくってるおかげでジュード・ロウがまったくジュード・ロウに見えず、エンドロールで名前を確認するまで本当にジュード・ロウかと疑ってました。