アレックス・ペティファーって消えた?
どうも、こんにちは。
本日は映画の話というよりも、最近ふと思ったことをお話したいと思います。議題はアレックス・ペティファーについて。

1990年イギリス生まれの27歳(2018年3月現在)の俳優・モデルです。
ご存知ない方も多いと思います。
私がアレックス・ペティファーにお初にお目にかかったのは、かれこれ10年以上前。『アレックス・ライダー』(2006)でした。


ストーリーはアクションスパイ映画という感じでしょうか。あんまりよく覚えてないけど(おい)、覚えていることと言えば、やはりその顔のインパクト。金髪のきれいな顔の、いかにも外国人の少年というビジュアルで、こりゃあ売れるんだろうなと思いました。
それから約5年後、『TIME』(2011)を観た時に衝撃が走りました。


なんかどっかで見たことあるな……。キャスト調べよう……。ん?アレックス・ペティファー?えっ?もうこんなにおっさん?何年生まれ?え!!!まだ全然若いじゃん!!!!!!!!
撮影当時は20歳くらいか、下手したら10代だと思いますが、
その次は『マジック・マイク』(2012)でした。


主演のチャニング・テイタムのストリッパー時代を基にした作品ということでかなり話題になり、アレックスも肉体を惜しげもなく披露し、ここから売れるかなと思ったのですが、うん……。シリーズ2作目のXXLには出てなかったし、これ以降彼を見る機会がめっきり減りました。
一応、いくつかの映画に出ていることは出ているみたいなのですが、日本での公開がなかったり、DVD化していなかったり、そんな感じの低空飛行が続いています。少し前にはDIESELの香水のイメージキャラクターになったので、もしかすると俳優業よりも他の仕事に力を入れているのやもしれません。

彼はちょっとずついろんな人に似てるんですよね。ハイティーンの頃はたぶん髪型のせいもあるけど、元KAT-TUNの赤西っぽい雰囲気があるし、大人になってヒゲ生やしてるとアシュトン・カッチャーにも見える。最近は若干ジュード・ロウみも出てきた。



見るからにチャラチャラじゃないですか。実際かなり遊んでいるみたいなんですけども、私はあることを思っていたわけです。
アレックス・ペティファーこそ、『フィフティ・シェイズシリーズ』のクリスチャン・グレイではないかと。
この映画化が決まった時、小説が大変な人気とあって、クリスチャン・グレイ役は誰がやるのか!? というトピックが連日メディアを賑わせていました。最終的にはジェイミー・ドーナンに決まりましたが、そこに至るまでには一度別の俳優で決まった配役がファンの抗議でひっくり返るなど、それはもう地獄のような騒ぎでした。
ご存じない方のために簡単に説明すると、クリスチャン・グレイというキャラクターは、20代にして巨大企業のCEOを務め、莫大な資産を抱える大富豪であり、そして少々変わった性的嗜好を持っています。眉目麗しく、お育ちもよく、外面は非常によいものの、実は幼少期のトラウマなどから来る屈折した考え方の持ち主という
何事も自分の思い通りに行かないと気が済まず、主人公の女子大生アナには異常なほどの執着心を見せ、金と権力をいいように使ってアナを落としにかかるという、顔が良くて金持ちじゃなかったら通報されてるレベルの傲慢で気持ち悪い男。

アレックスしか考えられなくない???
小説はマミーポルノと言われるくらい相当にきわどい描写がありますが、映画はさらーっと上澄みをすくったお上品な感じで、結局何を描きたかったのかわからない。非常に中途半端。個人的には『フィフティ・シェイズシリーズ』はストーリーが残念極まりないので、ビジュアルとエロで攻めるべきだったと思うのです。アレックス・ペティファーだったらそれも叶ったかもしれない。
近頃、露出の減っているアレックス・ペティファーは、しかし本人のインスタは頻繁に更新されているので、一応元気でやっているようです。願わくば、また彼をスクリーンで拝見したい。
はちゃめちゃにイケメンの役、やらないかな。
最新コメント