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気晴らし細論

カテゴリー "KPOP" の記事

タークスかと思ったらサイコキラーだったモネク 『Love Killa』


どうも、こんにちは。

本日の議題は11/2に3rdアルバム「FATAL LOVE」をリリースしたMONSTA Xについてです。まずタイトル曲「Love Killa」のティザー映像を見た第一印象。

なんか、タークスみたいだな。

ファイナルファンタジー7(FF7)に登場する神羅カンパニー総務部調査課、通称タークスは、揃いの黒スーツに身を包んで、諜報、誘拐、暗殺などの汚れ仕事を生業とし、しばしばヘリで登場する激強な人たちです。まあスーツとヘリコプターの音とタークスのテーマにほんの少し雰囲気が似てたってただそれだけなんですけれども。でさ、いざ蓋を開けてみたらアメリカ映画のオマージュ盛りだくさんじゃん。もうこれはフィーチャーするしかないでしょ。


オマージュ作品(とりあえず確実なもの)
ジュホン→『ダークナイト』(2008)
ミニョク→『アメリカン・サイコ』(2000)
ヒョンウォン→『ファイト・クラブ』(1999)
キヒョン→『羊たちの沈黙』(1990)

この4人に関してはすぐわかったし絶対に間違いない。このブログでも取り上げてる作品だもん。見逃すはずないっすよ。ではまずジュホン。

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この黄色いスクールバスで秒でわかった。黄色のスクールバス、今まで何度見たことか。テレビ番組とかで『ダークナイト』が取り上げられてる時に使われるのって大抵このバスが写り込んでるシーンだし、バスがほぼ主役級の『ダークナイト』の冒頭の映像って、『バットマン ビギンズ』(2005)におまけ映像でついてくるのよね。だから私は『バットマン ビギンズ』も『ダークナイト』も全編通しては2回くらいしか観てないけど、『ダークナイト』の冒頭に関してだけ言えば単純計算で2倍見てるのよね。



次にミニョク。

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スーツにレインコートで一面ビニール張りの部屋に佇むなんて『アメリカン・サイコ』しかありえない。他にそんなトンチキな組み合わせはお目にかかったことがない。石膏像に赤ペンキ(血)なんてところまでやらなくても充分です。もしサービス精神を発揮してくださるのなら、かの有名な名刺マウンティングという迷シーンを入れてくれてもよかったんですけれども。



続きましてヒョンウォン。

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赤い革ジャンと言ったら『ファイト・クラブ』のブラピ一択じゃん。しかもよく見たらシャツも似たようなやつ着てる。笑えるのは、ブラピが演じたタイラーはムキムキのマッチョだったけど、ヒョンウォンは他のメンバーが露出度高めの衣装着てても1人だけ肌見せゼロで「見せられない体なので」と自虐するほどガリガリなことよな。ちなみにBlock Bのピオがこのブラピに憧れて買ってはみたものの一度も着れずにいた赤ライダースをマブダチのWINNERのミノが着たらすごく似合ってしまって悲しそうな顔してたのを思い出しました。



そしてキヒョン。

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このケージは『羊たちの沈黙』の名物ですもの。体育館並みにどデカイ部屋の中にさらにケージがあるっていうあの謎の空間。キヒョンは物静かで一見無害そうなのに実は連続殺人鬼だったみたいな感じはあんまりないから、レクター博士のオマージュにしてはちょっと弱いな。物静かに見えて実は大阪の世話焼きおばちゃんだもん。



さて、問題はショヌとチャンギュンなのよ。この2人はマジでわからない。

チャンギュンは曲始まりのセリフから『ヘイトフル・エイト』(2015)説、車を運転してるシーンが主なことから『ドライヴ』(2011)説などが一応有力なようです。私は『ヘイトフル・エイト』は観てないからよくわからんけど、前述の4つの作品傾向からしてタランティーノはない気がするんですよね。シリアス作品揃えてるのにいきなりタランティーノ来るかな? 『ドライヴ』に関してもやっぱり前述の4作品でオマージュされてるキャラクターがそれぞれサイコキラーだったり、二重人格っぽかったりすることを考えるとちょっとそぐわない。私としましては『インディアン・ランナー』(1991)だったらめちゃめちゃテンション上がるのになって思っている次第です。

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主人公フランクの性格的にも、作品のジャンル的にも『インディアン・ランナー』は傾向が近い。またこれがチャンギュンっていうのがいろいろ勘ぐっちゃうな。彼、以前何かの折に「得意なことは孤独」って言ってたんですよ。そんなこと言われたらどうしたってフランクを重ねてしまう。でもMVの最後では車にジュホン乗せて一緒に逃げてるから、そういう点からすると『ドライヴ』の逃がし屋なのかなというのもわからなくはない。あとMVの中盤にカタカナのネオンが光ってる演出とかは『ブレードランナー』シリーズを彷彿とさせる感じもある。



最後にショヌさん。

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巷では『ジョン・ウィック』シリーズか、なんて言われていますが、正直みんな一番お手上げでしょ。あまりにも手がかりがなさすぎる。スーツ着て白い空間に立ってるサイコキラー? 全然思いつかん。何かわかったら追記したいと思いますが、たぶん追記することはない(白旗)。





幼少期にボストンで育ったため英語ペラペラなチャンギュン。聞くところによると、やはり彼の英語はボストン訛りが強めだそうです。私の耳はその訛りとやらを聞き取れるほど有能ではないわけですが、曲始まりの「Got room for one more」は、どうしても「ガッルーム フォウォンモー」と言っているように聞こえます。「ワンモア(ワンモー)」ではなく、「ウォンモー」である。これは訛りなのか、単に本人の言い方の問題なのか。疑問で眠れない。

WayVのおかげで中国語にも手を出そうとしている節操なしは私です


どうも、こんにちは。

約2ヶ月前にフランス語の勉強を始めたわたくしですが、早くもテキストは78ページで止まっております。最近フランス映画を観ていないのでフランス語学習意欲が下がっています。

と、もっともらしく言い訳をかましたところで、実際は別の言語に興味が向いてるだけです。何を隠そう2ヶ月前にフランス語のテキストを購入した時、もう一冊別の言語のテキストも購入しておりました。さすがに2言語同時進行の学習は無理があると思って一旦は眠らせたそのテキスト、ついに開こうかと迷っている今日この頃。

だってWayVが最高なんだもん。

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こちらの顔面強めの方々、韓国の大手事務所SMエンターテイメントに所属するグループなのですが、メンバー全員が中国系(本国以外に香港やマカオ出身だったり華僑のメンバーもいる)ということで、曲調やパフォーマンスは完璧にK-POPでありながら中国語詞で歌い、メンバー間の会話も中国語で、とても不思議な雰囲気のグループです。しかし母体はあくまでも韓国の芸能事務所なので、わざわざ中華圏の子たちを集めておいてしばしば彼らに韓国語や英語で歌わせるというそのちぐはぐっぷりもたまらん。

特に「Bad Alive」のEnglishバージョンは、Englishバージョンと言いながら中国語も韓国語も入っているというまるで私のための楽曲(ちがう)。とりあえず動画貼りますね。



千ドルの靴!!!!!!!!!!


最近ジャニーズにも関心を持つようになって、つくづく自分はK-POPの曲調が好きなんだなって思った。暗くて重たくてパンチのある毒々しいやつ。ジャニーズはそのタレント性とかShow must go onのプロ精神とか、そういうものはやっぱりさすがだなって思うけど、こと楽曲に関してはあんまり食指が動かないのよね。だってジャニーズで「千ドルの靴」なんて歌詞の入る曲ある? あったらごめんなさい。もうね、「千ドルの靴」と中国語が混ざるサビの最後たまらん。

そして2:35〜のCメロのテンちゃん天才なんだよな。ダンスも最高だし、何より声がいい。特に以下の歌詞のところ要注目。

'Cause every time you come 'round me, girl
You pull me in closer

「closer」の発音がたまんね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

あえてカタカナで表すなら「クロウス」って感じ、わかる? 「クローサー」じゃねんだわ〜〜〜〜〜〜〜。あと床に膝を着くダンスのところ、YouTubeやってるあるダンサーさんが「膝からガクンと落ちずに若干止めてるんですよ。ほら、ゆっくり、ここにね、ちょっと間があるんですよ。すげえ支えてるんですな。これな。一瞬」と解説してて、めちゃめちゃ脚の筋肉強くないとできないやつだ…と私は頭を抱えた。

また他のメンバーですと、シャオジュンの話す英語がとてもツボです。なんでかわかんないけどブリティッシュ寄りの発音するよね。留学とかしてたの? 英語は自信がないのか、あんまり話してくれないけど私はいつでも君の英語を待っている。



さて、英語バージョンと原曲の中国語バージョンで歌詞の内容はまったく違うらしいのですが、そっちもそっちでいいの。中国語がわからなくても漢字の並びで強いこと言ってるのはわかるし、むしろアイドルが「世界は俺のもの」みたいなこと言ってるの最高じゃん。ちなみに「千ドルの靴」は両方のバージョンに入ってる共通歌詞です。



最後に。WayVはメンバー同士で話してるところとかを見ると、大陸の大らかさがすごい。韓国のパッリパッリせっかち文化の影も形もない。当たり前なんだけど。私は中国語の「一緒に」という意味の「一起(イーチー)」の発音が大好きで今のところそれだけ覚えています。

ウォノとモネクとリスクヘッジする性格だった私の話


どうも、こんにちは。

10/12、台風接近で家が激しく揺れる中、モネクことMONSTA Xのワールドツアー(通称ワルツ)のDVDを観ました。彼らの持ち曲「暴雨(ポグ)」は、ライブで最も盛り上がるファンの間ではおなじみのゴリゴリヒップホップナンバーなのですが、それを台風の日にキメるの、やってみたかったんだ。近々モネクのワルツはポグを観に行くようなものだ、なんて記事を書こうと思っていたのに。まさかこんなことになるとは。

私が推しているモネクは、いま崩壊の危機に陥っています。どういうことかっていうと、私もよくわかってません。情報量が少なすぎてマジで全てが謎です。しかし私は自他共に認める冷たい人間なので、なんか大変なことになったなあ、くらいの感じです。何のおもしろみもない真面目な話をするのもな、と思ったけど、モネクが好きだって散々言っておいてスルーするのも不自然なので、私の思うところを書き残しておきます。

今回の騒動の中心にいるのはメンバーのウォノです。多少語弊があるかもしれないけど、いろいろ端折って本当に簡単に説明すると、次のような感じです。

半年前のサイン会での失言をファンに叩かれ、謝罪文を出す(これが新しいアルバムをリリースする直前のこと)。果てしなく微妙な空気の中、アルバムリリース、プロモーション活動を開始。ただでさえいつもと違う重苦しいスタートだったのに、2日後、ウォノのデビュー前の知人が「貸した金を返せ」とSNSに投稿して大炎上。翌日「これ以上メンバーに迷惑をかけたくない」と言ってウォノ脱退、という流れ。

マジで正直なところ、簡単にやめるな、お前は政治家かよ、と思った。本当に無神経ですまんけどそう思った。だって失言を叩かれてやめる政治家、近年やたら多くないですか。いや、さっさとやめてほしい政治家に限っていつまでものさばってるのに、むしろファンを大事にしなきゃいけないアイドルが早まって責任を取って脱退してしまった。ここまでの流れ、全部この一週間以内のことなんですよ。

10/25 サイン会での発言を叩かれる
10/26 ウォノ、ミニョク謝罪文を出す
10/28 アルバムリリース
10/30 知人による問題のSNS投稿
10/31 音楽番組出演後、ウォノの脱退発表

スピーディーにもほどがあるわ。

貸した金を返せ以外にも、ウォノはあることないこと言われていろんな疑惑がかけられているんですが、現状ではそれらが事実なのか、ウォノ自身が犯罪を犯してるのか、何も明らかになってません。犯罪の根拠があるなら事務所や本人に対して警察の捜査が入るはずだし、逆にそれがないなら犯罪行為はなかったと思っていいんじゃないですかね? 甘いかな?

しかも疑惑がかかっているのはすべてデビュー前のことです。彼が15、6才の頃(デビュー前)非行少年だったことは、本人自ら公表してるのでファンも周知の事実です。ウォノは当時のことを反省して、デビュー後はメンバーの誰よりも品行方正な生活をしていました。少なくともファンにはそう見えた。モネクはみんなあまりお酒を好まないみたいですが、その中でもウォノは「酔っ払って周りに迷惑をかけるのはみっともないから飲まない。飲みたくない」って言ってるんですよ。前園真聖と同じ考えやないか。

疑惑がすべて事実無根なら事務所の迷惑になろうがメンバーを巻き込もうが反論すればいいし、事実だとしたら全部はっきりさせた上で脱退なり引退なりすればいいと思うのよ。こんなことを言うと叩かれそうな気がするけど、疑惑のかかった状態で脱退なんてしたら世間からは逃げたと思われる可能性もあるし、あまりにも決断が速すぎたと言わざるを得ない。

ていうかウォノが「これ以上メンバーに迷惑をかけたくない」と言って事務所との話し合いの末に脱退、と発表されているので事務所がウォノの希望を聞いた感じになってるけど、これには大きな疑問があります。

まずメンバー同士で話し合った様子がないこと。あくまでも私の推測ですが、メンバー全員で話し合いの場が持たれていたら、ウォノがやめるなら俺たちもやめるって言う気する。モネクはそういう人たちだし、問題のSNSの投稿の翌日に脱退で全員の合意があったとは考え難い。だってウォノは去年のワルツでは「契約更新の時期が来てもみんな一緒に更新しよう。一生このメンバーでやろう」って言ってたし、今年のワルツでは「ファンのみなさんがいなかったら僕は抜け殻です」って言ってたし、一番やめなさそうな人がやめた。だから突発的な気の迷いっていうか、勢いみたいな感じがあって、余計にもやもやする。

それから、ウォノは脱退の翌日に事務所から契約解除されたので、事実上のクビです。つまり事務所が事実確認もろくにしないまま見捨てたみたいな形になってるわけです。ウォノは学校にはちゃんと通ってなかったみたいだし、普段の感じからしてもお勉強はあんまりできなさそう。だからそこをうまく利用されてんじゃないのかなって思ってしまう。しかも信じられないことにグループとしては今も絶賛プロモーション活動中。これだけ大騒ぎになってたら一旦活動休止とかするのが普通じゃないんですかね。事務所は何を考えてるんでしょう。

ちょっと話変わりますけど、今回の件で改めて嵐って本当によくできた人たちだなあって思うよ。モネクとは状況が違うけど、でも話し合って話し合って2年くらい話し合ってそれで活動休止を決めたわけですからね。そして実際に休止するのは発表からさらに約2年先ですからね。ファンはそりゃあ悲しいだろうし、どうして?って思うだろうけど、理不尽な脱退・解散を数多く見てきたK-POPファンからすれば、いや、嵐はめちゃめちゃやさしいよ。至れり尽くせりだよ。って思っちゃうよね。ちゃんと気持ちの整理をする時間が与えられてる。



今、モネクのファンはみんな全く納得してなくて、SNSを駆使していろんなところに呼びかけたり、ネット上で署名を集めたり、デモを起こしたりしています。私も情報収集のためにSNSを見てますが、怒り狂って罵詈雑言を吐いてたり、ご飯も喉を通らないくらいショックを受けてる人もいたりして、そういうのを見ると、すごいなって思うのと同時にちょっとしんどいなって思ってしまった。

私も納得はできてないけどそこまで必死になれないのは年齢のせいでしょうね。世の中はくそみたいに理不尽なことだらけだってことはもう身をもって経験してきたから、適当に受け流す術を心得てしまった。あんまり落ち込んでもいないのは、他にも好きなものがたくさんあってモネクだけに入れ込んでないからなんですけど、それが賢いのか薄情なのかは正直わからないね。だってこれ考えてみたらリスクヘッジよ。自分が一途な人間ではないってことが判明した。

とりあえず今は、ワンくんがついに2年半ぶりに音楽活動をするので楽しみ、アメトーーク!のNBA大好き芸人は超おもしろかったから定期的にやってほしい、ダブルベッドの犬飼くん&ロンちゃんはくそかわいい、マジでそろそろ『ジョーカー』が観たい。

そしてもしモネクが元通り7人で活動できるようになったら、世の中は捨てたもんじゃないって思う。

やっぱりどうしても『THINK ABOUT YOU』が好きな件


どうも、こんにちは。

最近KPOPから少々遠ざかっていて新譜がほとんど全くリサーチできていないのですが、そんな時は懐古厨と化してしまうのがオタクあるあるのひとつではないかと思います。私も例に漏れず過去のお気に入りの曲を繰り返し聴いています。そんなことしてたら、とある曲の熱が再燃してしまった。

それは2PMメンバーのJUN.K(以下、ジュンケイと表記)による2016年リリースのソロアルバム『Mr. NO♡』に収録されている「THINK ABOUT YOU」です。

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当方、広く浅くでKPOPを嗜んできたのでかじったグループは数知れず、しかし2PMさんにはあまり立ち寄りませんでした。前を通りかかってちらっと中を覗いたくらい。一応ちゃんとメンバーの顔と名前は一致する。でも曲に関してはプッチョヘンザとハートビートとA.D.T.O.Yくらいが関の山である(妙な選曲)。ジュンケイがものすごく歌上手い人なのは知ってたけど、よくよく考えてみると、そもそも自分がどうやって「THINK ABOUT YOU」にたどり着いたのかすら謎。

私と2PMさんの付き合いはそんな感じだったのに、一度聴いたらすっかりハマって2016年の夏〜秋はひたすらこれを聴いていたことを記憶しています。何はともあれ、曲調がドンピシャ好みだった。ちょっとEDMっぽさもありつつ、ダークな雰囲気の静かなR&B。どこかの記事に "アーバンR&B" とか書かれていたような気がする。まあ聴いてみてくれ。



2:43〜のCメロ、神。
(なぜ脱ぐ? というところはスルーしましょう。2PMさんは野獣ドルで名を馳せていらっしゃいますので鍛えた体を見せてナンボの商売です)

Cメロだけ一生聴いていられる。Cメロが神掛かっているのに加えて、ラスサビの盛り上がりが半端じゃない。テクニック的な専門用語はわからないんだけど、がなり声みたいな、部分的にガツンと力強い地声の入る歌い方が個人的にめちゃくちゃ好きで、Cメロ以降はそれが怒涛のように続くので超アツい。

【がなり声で歌ってる部分の例】
2:12 다시 또(タシ ット) I think about you
3:04 Every time I think of you
3:16 Girl, Do you think about me?
3:21 내 머릿속에 너를(ネ モリソゲソ ノル

録音でこれだけソウルフルに歌い上げられると、生歌はどうなのか気になるのが人情というもの。先述したようにジュンケイはとても歌が上手いので、もちろん生歌聴いてガッカリなんてことはないし、むしろ生歌のほうが曲が生きてるくらいなんだけど、実は音楽番組初披露の時と、プロモーション活動終盤では全く歌い方が違っています。こんなにも変わるかってくらい違います。誤解を招かないよう先に断っておくと、活動をしていく中で、日を追うごとに確実に上手くなっています。曲を自分のものにして歌いこなしていってます。しかし、だ。私は初披露の時の歌い方のほうが好きだった。なぜか。その歌い方の違いを聴いてみましょう。


初披露時

丁寧に丹精込めて歌ってる感じがしますね。キーが高いからか、ところどころ微妙に声が出てなかったりして苦しそうなんだけど(特に終盤)しかしその必死な感じもまた歌詞の内容とよく合ってプラスに働いている。元カノに未練たらたらクヨクヨ男の物語なので、別れたことを後悔していっぱいいっぱいで切羽詰まってるのがこちらには響いてくるものがある。キャップを目深に被って顔がはっきり見えないのも、おそらくウィッグですけどドレッドヘアっぽいのも、R&B歌手!!!音楽やってるぜ!!!って感じがする(好き)。


活動終盤

かなり歌い慣れて余裕が出てきて、テンポを溜めたりいろいろアレンジを加えていて、前より確実に歌いこなしてるんだけど、この「エイ!ヨウ!ワッツァップ!」みたいな感じは、なんか違う。なんでそんなにチャラついてんの? これはもう元カノのことなんて吹っ切れてるのに傷心のふりしてクラブで次の女探してる人じゃん? なんか歌ってるハコもクラブみたいなところだし。おれたちのジュンケイヒョンってそんな人だったの? 見損なったぜ……となっていたら、ここから約1年後、「THINK ABOUT YOU」はさらに進化を遂げていた。


2017年末の音楽番組

くっそうまい。なんだこれ。「エイ!ヨウ!ワッツァップ!」感は一気に薄まり、しっとりかつ力強く歌い上げられ、渾身の魂の叫びを炸裂させています。なるほど。これが完成形だったのね。歌の上手い歌手は日本にも韓国にもたくさんいるけど、未練タラタラソングをこれだけ男臭く力強く歌うのはジュンケイくらいじゃないの、と勝手に思っています。

ちなみにこちらの曲は日本語訳されたジャパニーズバージョンもあります。しかし私は韓国語詞を日本語詞に訳して歌うな派の人間なのでその存在は勝手に抹消しています。あのね、基本的に韓国語は日本語よりも少ない音節で同等の情報量を表現できるから、直訳じゃどうしたって字余りになんのよ。そもそもグルーヴがちげえのよ。



さて、ここからは節操なしの雑食オタクによる妄言なのですが、時折MVのジュンケイがJYPの後輩グループGOT7のJBことジェボムに見えるので(2:15あたりとか)ジェボムにカバーしてみてほしいな、なんて思ったりしていました。リリース直後は。しかし某J事務所のほうにも手を出すようになってから、筋肉つながりでSnow Manの岩本くんもこの曲似合うんじゃないかな、歌ってくれないかな、なんて考えています。

岩本くんは昔BIGBANGのG−DRAGONが好きで曲もよく聴いていたという話を耳にしたことがあるので、もしかしたらジュンケイの曲だって聴いてるかもしれないよな! ジュンケイはもともとYG出身だからG-DRAGONとも仲良しらしいしな!(なんでもこじつけるオタクより)

トークがキレキレに冴えてる 「2018 MONSTA X WORLD TOUR CONNECT IN SEOUL DVD」


どうも、こんにちは。

モネクの2ndワールドツアー(通称ワルツ)のDVD買っちゃった!買っちゃったよ!届いた日に即行でシンソッキで観たわけなのですが、いやあ、おもしろかったな。ライブに行った気になれて満足です。ということで「2018 MONSTA X WORLD TOUR CONNECT IN SEOUL DVD」の感想を心の赴くままに書き連ねたいと思います。

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まず一通り見終えた後のざっくりとした感想です。

・アルンダウォ(Beauthiful)でなんでジャケット脱がねえんだよ
・全体的に衣装がかなりダサめ(例:ミニョクのくいだおれ太郎ジャケット)
・一番かっこいいのがライブTシャツってどういうこと
・MCが予想の3倍くらいおもしろい
・シンソッキ(RUSH)をオリジナルバージョンでやってくれてありがとうな(合掌)
・最高だとは聞いてたけど、やっぱり最高だった暴雨

上記6つのうち半分が衣装問題なのは申し訳ないんですけれども、それだけ衣装に難があったと思ってください。MCでキヒョンが「ライブで大事なのは安全!」と言っていましたが、衣装も大事ですよ。関係者各位には肝に銘じてほしいです。

さて、アイドルのライブでは、最初にカッチリ決めた衣装で登場して、大体5曲くらい歌ったらジャケットを脱ぐ、というのがよくあるパターンだと思います。今回のソウル公演の3曲目に配置された「Beautiful」という曲には、モネクのファンならご存知の通り、もともとジャケットを脱いで舞台袖に投げる振付が入っています。これを利用すれば、公演の流れをぶった切ることなくスマートに衣装チェンジができます。

なのに、脱がない。

なぜだ。なぜなんだ。ちょっと、脱がなかった理由を教えてほしい。最初の衣装が7曲くらい続いて、2つ目の衣装はたった2曲しか使わなかったのもバランスが悪すぎる。そしてちょうど後半にさしかかったところの、ミニョクのシルバーと赤(たぶんスパンコール)のストライプのジャケットは忘れないぞ。日本のファンは全員くいだおれ太郎がよぎったでしょ。あれがもしボーダーだったらウォーリーか楳図かずおだからな。結果、アンコールで黒のライブTを着て出てきた時は本当に安心しました。モネクは無骨なチンピラ感が真骨頂だし、みんなTシャツ似合うから。Tシャツって骨格が出るから、いいよね(邪心)。



では次の議題に参りましょう。MCについてです。とりあえずひとつ気になったことがあります。

MC多くね?

その数、3時間ほどの公演の中で7回。他のアーティストの平均がどれくらいなのかはわかりませんが、多いというのは断言していいはず。そして私は感動しました。だってそのMCがおもしろいんだもの。

正直に申し上げまして、MCがおもしろいKPOPアイドルにはあまりお目にかかったことがありません。KPOPアイドルのみなさんは日本に来ると頑張って日本語を話そうとするので話はどうしてもつまらなくなりがちだし、そうでなくてもおもしろくない場合が多い(おい)。おもしろいと言えそうなのは、BIGBANG、SuperJunior、BTOBあたりでしょうか。それでもスジュやビトビは降りてくる型のお笑いだし。おそらくですが、韓国にはボケとツッコミの文化がないんですよね。天丼という基本的なお笑い方程式も、たぶんない。

いや、そもそもアイドルやアーティストにMCのおもしろさを期待するのが間違ってるのかもしれません。日本の歌手だってMCがおもしろくない人はたくさんいるし。だけどモネクはおもしろかった。私は彼らのライブはおろか、ファンミーティングなどにも参加したことがないので、これは発見でした。

ではメンバーひとりひとりの印象を簡単に。

ウォノってこんなに陽気だったっけ
ジュホン強火オタクのミニョク
ビートボックスによる息切れで死にそうなヒョンウォン
カップルダンスもスペシャルステージもペアを組むのを全員から拒否されるキヒョン
すっとこどっこい通常運転のショヌ
ラップだけじゃなくて歌もビートボックスもうまいジュホン
アイエムはモネクの中で一番ヒップホップ

いやあ、キャラ立ちしてますね。

まずはウォノヒョン。個人的に、彼は筋トレ大好きでムキムキなのに繊細で面倒くさいヒョンというイメージがあったのですが、どういうわけかソウル公演では冒頭からテンション高く陽気にしゃべり倒しています。意外な一面を見ました。次に、我が推しのミニョク。1歳下のジュホンくんを本人がうざったがるほど可愛がっているのは普段からですが、ソウル公演でもことあるごとにデレデレちやほやしています。

グループで最長身でありながら、おそらく体重は最軽量であろうペラペラガリガリのヒョンウォンは、ジュホンの次にビートボックスがうまいので、MCの流れでビートボックス担当になるんだけど、自他共に認める体力のなさで倒れそうになっています(そのうち肺気胸とか患いそうで心配)。小言が多い、神経質、ぶつぶつ文句を言いながら掃除をするなど、更年期のおばちゃんかよというような性格のキヒョンは、ライブでも散々いじられ、本人もまんざらではない様子。自分大好きのナルシストだから注目を浴びれればたぶんそれでOKなんだと思う。

いつもマイペースでのほほんとしているリーダーのショヌヒョンも、良い意味でいつも通りです。ぼそっと言う一言がものすごくじわる。そんなリーダーと一緒にブルーノ・マーズの「Versace on the floor」のカバーステージを披露したラッパーのジュホンは、「できないことがない」とメンバーから言われるほど歌も抜群にうまかった。かっこ良かった。そして最後に最年少のアイエムくん。自作曲のソロステージを披露した時には「お前が真のヒップホップだ!」とメンバーがべた褒め。モネクでは年下組のジュホンとアイエムを年上のメンバーが褒めちぎる光景が頻繁に見られます。

余談ですが、韓国社会では年が1つでも上の人には敬語を使うのが基本なんだけど、モネクはそこのところがかなり特殊で、最年少のアイエムが全員にタメ口をきいてるんですよね。しかもそれを誰も嫌がらない。むしろ「敬語使われると距離を感じるからタメ口にして」なんて言ったりする。更年期のオカンことキヒョンは「僕は保守的な人間なので礼儀にはうるさいです」とか言ってるけど、彼は挨拶や公共でのマナーにうるさいタイプのようなので、信頼関係のできている間柄でのタメ口なら抵抗がないようです。

ちなみに、舞台袖にあったショヌヒョンのヴェルサーチ衣装を「高い服だ」と言っておもむろに羽織るキヒョンは大阪のおばちゃんみたいだった。



MCの話はこれくらいにして、次行きますね。私が大好きなシンソッキ(RUSH)は、ライブやイベントではロックバージョンなどアレンジしたものをやることが多かったのですが、ソウル公演では初心に戻ってオリジナルバーションでやることにした、と話していました。本当にありがとう。いい時間でした。だが最後のサビのミニョクがセンターに来るところでカメラを引いたのは不満です。以上です。

そして最後に、今回のワルツでこの話を避けては通れまい。「暴雨」について!

アルバムが出た時は暴雨を聴いてもあまりピンと来なかったんですが、ツアーの終盤でこの曲をやったこと、一回終わったと思ったらまた始まり、何度も曲がかかって大盛り上がりしたという情報をSNSにてリアルタイムで得た時、私はSuperJuniorのロックスターを思い出しました。チケット取ったからと友達に誘われて言ったスパショ、めちゃめちゃ楽しかった。それを思い出したら、普段はイベントとか別にいいやって感じなのにものすごくワルツに行きたくなってしまった。結局行かなかったけど。

ただ、日本公演では暴雨をやらなかったみたいですね。去年は台風やら何やらで大規模な水害があったので、メンバーや運営が配慮したようです。こういう気遣いはとてもすばらしいですけれども、日本のファンもみんなやりたかっただろうな。私も参加組だったら「なんでやらないの……頼むから縦ノリさせて……」ってなると思う。だから次回のワルツでもぜひ暴雨は組み込んでほしいですね。これからツアーの定番曲にしてほしい。

あと暴雨と同様に「special」もアルバムではあまりピンとこなかったけど、でっかいハコで爆音でやると全然違いました。モネクはそういう曲が多い。この2曲に共通するのはサビに歌詞がないこと。一番盛り上がるところでメロディだけになるって尖ってますよね。同様の曲はぱっと思いつくだけでも、他に「HERO」「Be quiet」「Now or never」があります。どれも重低音がバリバリに効いたゴリゴリのヒップホップです。

私は映画の『ワイルドスピード』シリーズ(特に1、2あたりの初期作品)とか『ロード・オブ・ドッグタウン』とか好きなんですけどね、何が好きって、アンダーグラウンド感というのか、治安の悪そうな感じです。そういうのがモネクの曲にもあるから好きなんだと思います。ほら、年下にタメ口を許してるのも、アンダーグラウンド感あるじゃん。



以上、自己満足で長々と書き連ねました。全体を通して「お客さんと一体になって楽しむ公演」という印象を強く受けました。「お客さんを楽しませる」ではなく、あくまでも一緒に楽しむ。だからこそ頻繁にMCを挟んでコミュニケーションを取る構成だったのかなと思います。途中のVCRでもメンバー同士のQ&Aをやっていて、ファンが望むことを理解してやってるな〜わかってんな〜と感心しました。

未購入の方、ちょっと気になってるという方、買って損はありません。5、6千円で手に入りますので、それだけの価値は十分あります。これから観る方々のためにMC中の具体的なトーク内容は載せませんでした。どうぞご自身の目でお確かめあれ!



VCR内でキヒョンがつけてる腕時計がトリワのファルコンだったので、おっ!と思いました。私も同じの持ってる。